2010年 01月 06日
SLOPETACTIXゲレンデセッション |
仙台から車で2時間弱。
宮城県のお隣の山形県にある「蔵王温泉スキー場」
日本有数の規模と雪質を誇るスキー場です。
その山形蔵王で、バックカントリーガイドカンパニーがあるのを知っていますか?
昨シーズン、ネットでその存在を知ってから超気になってて、だけど勇気がなくてコンタクトできなかったスロープタクティクスさんに勇気を出してコンタクトを取り、1月4日ついにゲレンデセッションに参加してきました!
『SLOPETACTIXとは』
■ バックカントリー ガイド SLOPETACTIX
山形は蔵王を始め月山、鳥海山など素晴らしいフィールドが広がっています。上質なパウダースノー、複雑な沢地形と、スノーサーフ ライドに適した、どこにも負けない魅力のあるエリアと確信し、地元山形を拠点に活動しています。まだまだ未開の地である東北バックカントリーの楽しさをたくさんのゲストに、体験していただきたいと思っています。皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
2009,11 SLOPETACTIX代表 高橋洋介 / バックカントリー ガイド,スノーボード ライダー
『スロープタクティクスを主宰する高橋洋介さんのプロフィール』
1974年生まれ 山形県山形市出身 在住幼少の頃からスキーを楽しみ、17歳からスノーボードを始める。ある雑誌でニセコ特集を読み衝撃を受け25歳で単身ニセコへ。パウダーカンパニーガイドにてメインガイドを経験し、在道中に藤江伸、kage、谷内拓、masaらと共にオール北海道ロケのフリーライディングビデオSLOPETACTIXを制作、ディレクターを務める。その後、ガイドクラブ 白馬アウトフィルードの立ち上げに参加するため白馬に移住。4シーズン開拓とメイクラインのガイディングに日々明け暮れる。そして、08’年シーズンより地元山形に戻り、山形蔵王バックカントリーガイドSLOPETACTIXを立ち上げる。沢地形を使ったSURFライクな滑りには定評がある。
メディア: FREERUN/FALL LINE/HESTRAカタログ
映像: FreeRidingVIDEO SLOPETACTIX
資格: CAA LEVEL1/上級救命救急
サポート: Mountain Surf EQUIPMENT / HEAD SNOWBOARDS(Boots) / SP Binding
AM6:00仙台発。
まだ暗い中、高速道で山形を目指します。
村田JCTで山形道へ。
ここをミスって通り過ぎると白石ICまでUターンできません(経験談)
山形蔵王の横倉ゲレンデへ駐車。
山頂ロープウェー乗り場1階の無料休憩所で洋介さんと待ち合わせ。
洋介さんのハイエース。
まず始めに簡単なブリーフィングを受けてから、始発のゴンドラへ乗ります。
もちろん、朝一横倉の壁パウダーを狙うため!!!
なんとこの日は参加者は僕だけ。
プロライダーとマンツーマンでセッションなんて贅沢すぎます!
山頂まで行くにはゴンドラをもう1本乗り継ぎますが、今日の狙いは横倉の壁。
1本目で降りて、急いで横壁を目指します。
そして横壁のトップまで来ると・・・・
ノートラック!!!
洋介さんを追ってドロップ!!!
最大斜度38度の急斜面ですが、30センチくらいのパウダー(新雪)なので最高!!!
下では洋介さんが笑顔で迎えてくれました。
もちろん僕も笑顔です!
この後2本横壁を滑って、その後は洋介さんの後ろについてアテコミセッション突入です。
山形蔵王にこんなに壁があったっけ!?と思うほど、本当に壁だらけ。
レギュラー・グーフィーともにアテコミまくり。
僕も洋介さんのアドバイスをもらいながら、より高いところにアテれるように練習。
進入角度・スピード・目線・上半身・板・膝・・・全てがコントロールされた上での洋介さんのライン。
後ろにくっついて滑っていると、写真や映像で見たことがある「あの画・あの瞬間」が目の前に沢山現れ、そのラインやフォームを頭に焼付け、僕もトライ。
そして途中、「あそこの沢行ってみようか」と洋介さん。
まじ!?人生初のツリーラン。
すげー難しい!!!
あっと言う間に視界から消えた洋介さんの滑ったラインを追いかけて必死に滑ります。
イメトレはばっちりだったはずが、なかなか自分が思った方向へ行けず、自然地形の難しさを実感します。
目標のバックカントリーへの道は険しいです!
そしてまた何本かゲレンデを流した後、それは待ってました。
そう、プチバンクドスラローム!!!
ツリーの中にある幅1mくらいのクネクネした作業路。
もちろんパウダー。
そこを一気に滑り降ります。
疲れなど完全に忘れてしまうほどの楽しさ!
最高!
昼飯もゲレンデレストランでは食べません。
そこはスロープタクティクス。
麓の温泉街の「奥村そば屋」で中華そば。
やっぱり山形はラーメンがうまい!!!
昼飯も大満足。
昼食後、中央ロープウェーを降りたところにある、
「蔵王権現」でお参り。
僕は初めて見ました。
立て札に書かれた文章を神妙に読む洋介さん。
「30歳を過ぎると歴史とかいい感じに思えてくるよねー」
僕もそう思います。
中はこんな感じ。
こういったものに触れることができるのも、歴史がある山形蔵王の魅力です。
勇気を出して参加したゲレンデセッション。
まさに“目から鱗”。
僕のスノーボード人生が、今やっとスタートした感じがする。
今まで見落としていたゲレンデの地形。
この日、洋介さんと滑らなければ知ることがなかったであろうスノーボードの更なる楽しさ。そして難しさ。
ジャンプやジブに飽きたフリースタイラーや、復活組の30代ボーダーの方にはぜひオススメしたいこのゲレンデセッション。
間違いないです。
是非スロープタクティクスのウェブサイトチェックしてみてください。
http://www.slopetactix.jp/index.html
新しい世界への入口が、きっとそこにはあります。
残りのスノーボード人生を素晴らしいものにするために。
宮城県のお隣の山形県にある「蔵王温泉スキー場」
日本有数の規模と雪質を誇るスキー場です。
その山形蔵王で、バックカントリーガイドカンパニーがあるのを知っていますか?
昨シーズン、ネットでその存在を知ってから超気になってて、だけど勇気がなくてコンタクトできなかったスロープタクティクスさんに勇気を出してコンタクトを取り、1月4日ついにゲレンデセッションに参加してきました!
『SLOPETACTIXとは』
■ バックカントリー ガイド SLOPETACTIX
山形は蔵王を始め月山、鳥海山など素晴らしいフィールドが広がっています。上質なパウダースノー、複雑な沢地形と、スノーサーフ ライドに適した、どこにも負けない魅力のあるエリアと確信し、地元山形を拠点に活動しています。まだまだ未開の地である東北バックカントリーの楽しさをたくさんのゲストに、体験していただきたいと思っています。皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
2009,11 SLOPETACTIX代表 高橋洋介 / バックカントリー ガイド,スノーボード ライダー
『スロープタクティクスを主宰する高橋洋介さんのプロフィール』
1974年生まれ 山形県山形市出身 在住幼少の頃からスキーを楽しみ、17歳からスノーボードを始める。ある雑誌でニセコ特集を読み衝撃を受け25歳で単身ニセコへ。パウダーカンパニーガイドにてメインガイドを経験し、在道中に藤江伸、kage、谷内拓、masaらと共にオール北海道ロケのフリーライディングビデオSLOPETACTIXを制作、ディレクターを務める。その後、ガイドクラブ 白馬アウトフィルードの立ち上げに参加するため白馬に移住。4シーズン開拓とメイクラインのガイディングに日々明け暮れる。そして、08’年シーズンより地元山形に戻り、山形蔵王バックカントリーガイドSLOPETACTIXを立ち上げる。沢地形を使ったSURFライクな滑りには定評がある。
メディア: FREERUN/FALL LINE/HESTRAカタログ
映像: FreeRidingVIDEO SLOPETACTIX
資格: CAA LEVEL1/上級救命救急
サポート: Mountain Surf EQUIPMENT / HEAD SNOWBOARDS(Boots) / SP Binding
AM6:00仙台発。
まだ暗い中、高速道で山形を目指します。
村田JCTで山形道へ。
ここをミスって通り過ぎると白石ICまでUターンできません(経験談)
山形蔵王の横倉ゲレンデへ駐車。
山頂ロープウェー乗り場1階の無料休憩所で洋介さんと待ち合わせ。
洋介さんのハイエース。
まず始めに簡単なブリーフィングを受けてから、始発のゴンドラへ乗ります。
もちろん、朝一横倉の壁パウダーを狙うため!!!
なんとこの日は参加者は僕だけ。
プロライダーとマンツーマンでセッションなんて贅沢すぎます!
山頂まで行くにはゴンドラをもう1本乗り継ぎますが、今日の狙いは横倉の壁。
1本目で降りて、急いで横壁を目指します。
そして横壁のトップまで来ると・・・・
ノートラック!!!
洋介さんを追ってドロップ!!!
最大斜度38度の急斜面ですが、30センチくらいのパウダー(新雪)なので最高!!!
下では洋介さんが笑顔で迎えてくれました。
もちろん僕も笑顔です!
この後2本横壁を滑って、その後は洋介さんの後ろについてアテコミセッション突入です。
山形蔵王にこんなに壁があったっけ!?と思うほど、本当に壁だらけ。
レギュラー・グーフィーともにアテコミまくり。
僕も洋介さんのアドバイスをもらいながら、より高いところにアテれるように練習。
進入角度・スピード・目線・上半身・板・膝・・・全てがコントロールされた上での洋介さんのライン。
後ろにくっついて滑っていると、写真や映像で見たことがある「あの画・あの瞬間」が目の前に沢山現れ、そのラインやフォームを頭に焼付け、僕もトライ。
そして途中、「あそこの沢行ってみようか」と洋介さん。
まじ!?人生初のツリーラン。
すげー難しい!!!
あっと言う間に視界から消えた洋介さんの滑ったラインを追いかけて必死に滑ります。
イメトレはばっちりだったはずが、なかなか自分が思った方向へ行けず、自然地形の難しさを実感します。
目標のバックカントリーへの道は険しいです!
そしてまた何本かゲレンデを流した後、それは待ってました。
そう、プチバンクドスラローム!!!
ツリーの中にある幅1mくらいのクネクネした作業路。
もちろんパウダー。
そこを一気に滑り降ります。
疲れなど完全に忘れてしまうほどの楽しさ!
最高!
昼飯もゲレンデレストランでは食べません。
そこはスロープタクティクス。
麓の温泉街の「奥村そば屋」で中華そば。
やっぱり山形はラーメンがうまい!!!
昼飯も大満足。
昼食後、中央ロープウェーを降りたところにある、
「蔵王権現」でお参り。
僕は初めて見ました。
立て札に書かれた文章を神妙に読む洋介さん。
「30歳を過ぎると歴史とかいい感じに思えてくるよねー」
僕もそう思います。
中はこんな感じ。
こういったものに触れることができるのも、歴史がある山形蔵王の魅力です。
勇気を出して参加したゲレンデセッション。
まさに“目から鱗”。
僕のスノーボード人生が、今やっとスタートした感じがする。
今まで見落としていたゲレンデの地形。
この日、洋介さんと滑らなければ知ることがなかったであろうスノーボードの更なる楽しさ。そして難しさ。
ジャンプやジブに飽きたフリースタイラーや、復活組の30代ボーダーの方にはぜひオススメしたいこのゲレンデセッション。
間違いないです。
是非スロープタクティクスのウェブサイトチェックしてみてください。
http://www.slopetactix.jp/index.html
新しい世界への入口が、きっとそこにはあります。
残りのスノーボード人生を素晴らしいものにするために。
by eigorilla
| 2010-01-06 21:22
| SNOW